衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より
2018年(平成30年)11月11日 ベストグループ北関東見聞会 ③
偉大なる存在や命を否定する方の家庭を見ると、喧嘩ばかりしている方が多いです。揉め事も多いです。一時的には物質的に豊かになったとしても、いずれ無くしています。今、病気になる方も多いです。夫婦関係も、親子関係も良くない方が増えてきているのです。
私は幼少期に、育ての母から「命と人間性、人格が一番大事やで。命がなくなったら終わりやで」と教えられました。戦争を経験した当時の日本人は、命の存在を認めた方が多かったのです。
命と肉体は別物です。命はもの凄い存在なのです。その命の存在を学び出すと、人格が根底から変わってくるのです。命は無限の力を御(お)持(も)ちです。
命は永遠なる存在です。ですから、命の存在を認めた方は、根底から人格が変わるのです。私も人格を変えて頂いた一人です。
命の存在が分かると真理が分かるようになります。「真理と正義を希求せよ」と教育基本法にも書いてあります。つまり、人間は真理を知るために生まれたのだと、教育基本法にも書かれているのです。
幼少期に、「真理を知らずして人にあらず。人間は真理を知るために生まれたんやで」と、小学六年までしか出ていない育ての母が教えてくれました。当時の日本人はそのように教えられて大きくなったのです。
命や真理を否定する方は、人間性が決して善いとは言えません。人を誹謗中傷する方、人の悪口ばかりを言う方は、黒い心(鈍性)です。そういう方が今多いということを、お伝えさせて頂きます。
人間の性格を変えるのには時間がかかるのです。なぜなら、「三つ子の魂百まで」と言って、小さい時ならばまだ性格を変えることができますが、大人になると自分の考えが確立してしまっているので、中々性格を変えられないのです。
自分の考えで自分なりの人生を歩んできた方が、簡単に性格を変えることができるでしょうか。性格を根っこまで変えるしかないのです。
性格を根っこまで変えるには、命という存在につながるしかないのです。命につながれば、人格は根底から変わるのです。
私は貧乏な家庭で大きくなっているので、根っこが心配不安症だったのです。しかし今の私には、心配、不安、恐怖もありません。「根っこから変わりたい」と本当に思うならば、命につながるしかありません。私はそのお手伝いをさせて頂いているのです。
ベストグループの仲間で命につながってきている方は、根っこから人格が変わってきているのです。命につながってきている方は、「心配も、不安も、恐怖もありません」と言います。
「一度しかない人生を人類のために役立てたい」という心が、正義の心です。正義とは、命その御方です。私は少しは命につながらせて下さっていますので、正義のためにこの人生を使うことに悔いはありません。
親の教えが子供の人生を決めるならば、子供に良い教えをしてあげて下さい。子供が胸を張って生きられるように、育ててあげて下さい。
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